初めて訪れた静岡
先日、静岡県へ行ってきました。
東京から名古屋へ向かう途中、何度も通ってきた静岡ですが、実際に降り立つのは今回が初めてです。

今回は、大手メーカーさんの工場視察のため静岡駅に集合しました。
工場内部は撮影ができないため写真はありませんが、家に使われる素材が実際に作られていく過程や、品質試験の様子を見ることができました。
普段使っている素材が、どのようにつくられ、どのような基準で品質が確かめられているのか。
実際に自分の目で見ることで、私たちもより安心してお客様におすすめすることができます。
視察のあと、静岡駅の近くにある駿府城へ。
徳川家康ゆかりの地として知られる駿府城。

お城ももちろん良かったのですが、その隣に気になる建物がありました。

最も影響を受けた建築家、SANAA
「もしかして」と思い調べてみると、やはりSANAA。
建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞した、妹島和世さんと西沢立衛さんによる建築家ユニットです。
私が大学生の頃、大好きだった建築家で、夏休みには猛烈にアタックして、勉強させてもらうために事務所へ通っていました。
代表作には金沢21世紀美術館などがあり、現在も海外から多くのオファーを受けています。
私の建築人生の中で、最も影響を受けた建築家です。
静岡市歴史博物館は、2022年に開館。
内部はSANAAらしい軽やかさがありながら、モダンで、大胆な空間が広がっていました。





400年以上前の遺構と現代建築
この博物館には、もうひとつ興味深い背景があります。
博物館建設に向けた2018年の事前調査で、戦国時代の道や石垣の遺構が偶然発見されたそうです。
そのため計画を変更し、発見された遺構をそのまま建物の中に取り込む形で設計されたとのこと。
建物自体は新しいモダンな建築(SANAA設計)でありながら、足元には400年以上前の遺構が眠るという、ユニークな構造になっていました。
駿府城が持つ歴史の重みと、それと対比したモダン建築。
異なる時代のものがひとつの場所に共存しているところが、とても印象的でした。
駿府城を訪れる機会があれば、ぜひ静岡市歴史博物館も合わせて見てみてください。